コンゴ(旧ザイール)の病院で病棟間を歩く医療従事者(資料写真、2024年8月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカのコンゴ(旧ザイール)南西部で、正体不明の病気により1か月余りで少なくとも27人が死亡した。保健当局が4日、明らかにした。 【写真】ツタンカーメンの墓発見から100年 財宝と王にまつわる五つの事柄 症状は発熱、頭痛、せきで、子どもから大人まで年齢を問わず罹患(りかん)している。 症例が確認された南西部クワンゴ州パンジは、首都キンシャサの南東約700キロの場所に位置し、医療資源が限られている。 国立公衆衛生機関がAFPに送った3日夜付の報告書によると、10月24日以降に確認された「未知の公衆衛生事象」により、これまでに罹計した計382人のうち27人が死亡した。 地元当局は、実際の死者数はさらに多い可能性があるとしている。 クワンゴ州のアポリネール・ユンバ保健相は、「市民団体とパンジ保健区域の主任医師は67人が死亡したと報告している」と述べた。 世界保健機関(WHO)はAFPに、コンゴ当局と協力して状況把握に取り組んでおり、「現地にチームを派遣し、研究室での調査のためにサンプルを収集している」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
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