NTTドコモが手がける検索サイトやスマートフォンの決済サービスの一部の機能で2日朝からつながりにくくなる不具合が続いていましたが、会社は夕方の時点でおおむね解消したと発表しました。 不具合は大量のデータを送りつけるサイバー攻撃を受けたことが原因だとしています。 NTTドコモでは、2日朝5時半ごろから会社が手がける検索サイト「goo」でつながりにくくなる不具合が発生し、その後、ウェブメールのサービスやスマートフォンの決済サービス「d払い」の商品検索の機能などにも広がりました。 会社は、大量のデータを送りつけるサイバー攻撃を受けネットワークが混雑したことが原因としていて、復旧対応にあたった結果、2日夕方の時点でつながりにくい状況はおおむね解消したということです。 ただ、復旧作業に伴って一部のサイトでは情報の更新が遅れているとしています。 国内では去年の年末以降、同じようなサイバー攻撃を受けるケースが相次ぎ、先月26日には日本航空がサイバー攻撃を受けて国内線と国際線に遅れや欠航が出たほか、三菱UFJ銀行、りそな銀行、みずほ銀行といった大手金融機関でもインターネットバンキングでつながりにくくなる不具合が発生しました。