NHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」制作統括がタイトルの意味明かす「漢字7文字になっていまして…」

NHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」制作統括がタイトルの意味明かす「漢字7文字になっていまして…」

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(日曜後8・0)のキャストやスタッフがドラマの舞台裏を語るNHKラジオ第1「ラジオ深夜便 もっと、べらぼう」(日曜前4時台)。5日の放送では、制作統括を務める藤並英樹チーフ・プロデューサーが登場し、ドラマのタイトル名について意図を語った。

芸能指導を担当する友吉鶴心氏から、タイトルの意味を問われた藤並氏。まず、「べらぼう」という言葉の意味について、「大バカ者」「とてつもない」といった意味があるとし、「蔦重の生き様そのものを表していると思って、(脚本担当の)森下(佳子)さんと考えました」と説明。続けて「蔦重栄華乃夢噺」の部分については、当時流行した読み物「黄表紙(きびょうし)」のタイトルの文字数が漢字の奇数でつけられることが多いと話し、「『蔦重栄華乃夢噺』が漢字7文字になっていまして。この物語が、蔦屋重三郎が手がけた物語のように、みなさんに味わっていただければいいなと思いまして、『べらぼう』に続くタイトルをつけさせていただきました」と明かした。

また、大河ドラマで18世紀後半の江戸時代が描かれるのは今作が初。「一方で、これまで多くの時代劇で描かれてきた時代だと思う。視聴者の皆さんには、合戦とか幕末の動乱がなくても、江戸の庶民の話を通じて、『時代劇っておもしろいな、こういう世界があったんだ』と味わっていただけたら」と思いを話した。

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