Delta Air Lines refused to transport stowaway to the US but will fly her back Wednesday, Paris airport official says | CNN
Paris CNN — Delta Air Lines will now fly the Russian woman who stowed away on a flight to Paris last week back to New York on Wednesday, a Paris airport…
Read moreバスケ八村塁、自分の足元は大丈夫? 協会・代表に批判連発も所属レイカーズでは崖っぷち|日刊ゲンダイDIGITAL
公開日:2024/11/30 06:00 更新日:2024/11/30 06:00 八村塁(C)NBAE・ゲッティ=共同 拡大する 米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)による日本協会、代表への批判が止まらない。 昨季までNBAでプレーした渡辺雄太(30=現千葉ジェッツ)が約15分にも渡って事情説明した28日、海の向こうでは、また八村が毒づいた。同日のスパーズ戦後に「もちろん、ずっと日本代表とかで出たい」としながら、「サポートが足りないとか、やり方がおかしいところでストレスがかかるぐらいならやりたくない」と話したのだ。 依然として協会やトム・ホーバス監督への不信感は拭いきれていないようだが、母国代表の内情に苦言を呈するよりも、まず目の前のレギュラーシーズンに集中した方がいいのではないか。 八村は右足首捻挫で16日のスパーズ戦から4試合連続欠場。八村不在の間、新人のダルトン・コネクト(23)がスモールフォワード(SF)で起用され、20日のジャズ戦でキャリアハイの37得点を挙げるなど、4戦連続2ケタ得点をマークした。 テネシー大から今年6月のドラフト1巡目、全体17位で入団。大学のベストファイブであるオールアメリカンファーストチームに選ばれ、最も優れたSFに贈られるジュリアス・アービン賞を受賞した。1年目から期待通りのパフォーマンスを発揮し、19日のジャズ戦ではNBA新人記録に並ぶ9本のスリーポイントシュートを決めて一躍、今季の新人王候補に浮上した。 Page 2 公開日:2024/11/30 06:00 更新日:2024/11/30 06:00 八村塁(C)NBAE・ゲッティ=共同 拡大する 今季、レイカーズはこここまで11勝7敗の勝率.611でウェスタン・カンファレンス5位(29日現在)。プレーオフ進出圏内とはいえ、終盤に逆転されるケースが多いため、レディック・ヘッドコーチは「我々にはロースターが足りない」と、トレードの必要性を訴えている。 29日、日本バスケ協会は公式サイトやSNSで、三屋会長のコメントを発表。ホーバス監督が継続して指揮を取ることを報告すると共に、「組織内外におけるコミュニケーションなどの見直しと改善を進める」とつづった。八村は気持ちを切り替えて、チーム内競争に集中した方がいい。 ◇ ◇ ◇ 日本代表の渡辺も公に認めたように、八村とホーバスHCは以前からずっと「不仲」だった。当騒動での発言だけではなく、“コート上”でも露骨なまでにその空気を振りまいていたという。いったいどういうことか。何が起きていたのか。 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
Read moreパ6球団職員が「自信持てるきっかけに」 若年層ファンの満足度高める米の取り組み
今年度2回目の開催となった「パ・リーグビジネススクール2024」 11月15日、パ・リーグ6球団の球団職員とパシフィックリーグマーケティング(PLM)の社員を対象とした「パ・リーグビジネススクール2024」がオンラインにて開かれた。今年度2回目の開催となった今回は235人が参加エントリー。スポンサーシップ戦略をテーマに、近年のトレンドや米国プロスポーツチームの具体的な施策を用いた講義が行われた。 【PR】NPB公式戦がどこでも見放題 プロ野球観るなら圧倒的コンテンツ量の「DAZN」で パ・リーグビジネススクール(PBS)は、国内外のスポーツビジネスの事例や一般ビジネスを学べる講座として2017年に開設。2020年6月からは、マサチューセッツ州立大学アマースト校アイゼンバーグマネジメントスクール内マーク H.マコーマック スポーツマネジメント学科(The University of Massachusetts Amherst, Mark H. McCormack Department of Sport Management)(以下、UMass)とPLMがパートナーシップ契約を結び、スポーツマネジメントに関する学術的知識や、アメリカの最先端スポーツビジネスの情報を発信している。 講義の冒頭では、スポンサーシップの意義について解説された。プロスポーツチームのビジネスにおいて、スポンサー収入は大きな収益源となっている。他方、企業はスポーツチームとスポンサーシップ契約を結ぶことで、チームのファンからの認知度やブランドイメージを上げ、利用率や購買意欲を高めるというメリットを享受できる。チームとファンが心理的に強く結び付いているスポーツ業界では、その効果を得られやすいのだ。 ゲストスピーカーのWilliam Norton教授によると、消費者の認識に大きな影響をもたらすスポンサーシップは世界的にその市場を拡大しており、今後もさらに成長を加速させるという。特に顕著なのがAIやテクノロジーのカテゴリーで、トラッキングデータの提供やデータ分析などに活用されている。このような昨今のトレンドのほか、スポンサーに対して提供する価値を最大化・多様化することの重要性や、その方法が説かれた。 さらに、William教授はケーススタディとしてMLBで実施されている取り組みも紹介した。MLBとソフトウェア企業は、“Live Content Creator”というプログラムを行っている。このプログラムでは、球場で撮影された選手の写真や動画を、企業が選手のSNSアカウントに提供。選手は試合後すぐに投稿することが可能となり、SNSをよくチェックしている若年層のファンの満足度を高めることに寄与している。 オリオールズと保険会社の取り組みも紹介 また若年層が社会問題に高い関心を持っていることから、地域貢献にアプローチした事例も。オリオールズと保険会社では、食料供給源や料理の技術、雇用機会などを若者に提供する地元の団体を共に支援し、社会的責任を果たしている。このような取り組みは、各球団が地域に根付いている日本のプロ野球界でも効果的だろう。 2時間にわたる講義を受けた参加者からは、以下のような声が寄せられた。「海外の事例を通して新しい知見を得られたことはもちろんですが、『やっていたことは間違ってなかった』と感じられた部分も多く、自分の経験に対して自信を持てるきっかけにもなりました」「目的を持って提案すること、相手の目的を理解すること、その他事例など、考え方や日本にも応用できる内容が多かった」「チームオペレーションの部門に所属しており、スポンサーシップについての専門的な話は聞いたことがなかったので、専門家による話は大変興味深いものでした」。 今回のテーマはスポンサーシップ戦略だったが、直接関わりのない業務を担当する職員も講義に参加し、新たな知見を得たようだ。このイベントのゴールは、講義で学んだことを各領域で活用すること。受講した6球団の職員がそれぞれのビジネスに還元することにより、パ・リーグ全体の発展につながるだろう。 年間を通じて学びの機会を提供するパ・リーグビジネススクール。今年度の第3回は2025年1月に開催を予定している。 (「パ・リーグ インサイト」編集部)…
Read more工場勤務→4時間練習「正直きつかった」 異色の経歴…“最下位指名”24歳が明かした苦悩
古賀は長野・千曲川硬式野球クラブに2年間在籍 西武の「2024ドラフト新入団選手発表会」が1日、埼玉県所沢市に9月にオープンしたばかりの西武グループの商業施設「エミテラス所沢」で開かれた。7位指名で入団した古賀輝希内野手は24歳でのプロ入り。ここに至るまでには、紆余曲折の人生だった。 【注目】見たいのはプロ野球だけ、だからお得に 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN BASEBALL」はこちらから 「クラブチーム出身の選手がどのくらいやれるのか、という目で見られていると思うので、やれるんだぞというところを見せていきたい。広角に長打を打てるところがアピールポイントだと思うので、そこをしっかり見せていきたいです」。右投げ左打ちのスラッガーは言葉に力を込めた。 佐賀商高3年の夏に甲子園出場を果たし、1回戦で富山・高岡商高に敗れたものの「4番・一塁」で出場した。その後は福岡・日本経済大へ進学。右肩脱臼の試練を味わい、卒業時には社会人の企業チームからのオファーを得られなかった。しかし、コーチの紹介で長野県小諸市に本拠地を置く千曲川硬式野球クラブに入り、プロになる夢を追い続ける道を選んだ。 「(クラブチームは)練習時間が短く、フルで仕事をやってからの練習になる。正直言って、そこがきつかったです」と明かす。チームの全体練習や試合は土日のみ。平日は生コン(生コンクリート)工場で品質検査の仕事に従事し、終業後の午後6時くらいから室内練習場などで毎日4時間、自主的な練習に取り組んできた。 モチベーションを保つのが難しい状況だったが、「小さい頃からの夢であるプロ野球へ絶対に行きたい」という思いが支えになった。クラブチームでの2年間で、体重を約10キロ増やしてパワーアップ。チームは2年連続で夏の「全日本クラブ選手権」に出場し、古賀輝は2023年には「4番・二塁」、今年は「4番・三塁」でともに中軸を担った。 目標とする選手の1人に挙げるソフトバンク・柳田悠岐外野手ばりの思い切りのいい打撃が持ち味。西武は今季チーム打率.212、本塁打数60、総得点350がいずれもリーグワーストと“貧打”にあえいだ。それだけに、支配下では最下位の7位指名とはいえ、古賀輝に寄せる期待は大きい。 目標として色紙に「開幕1軍」としたためた。年齢的にゆっくり構えている余裕はない。 (宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
Read more東幹久、「30年以上着てない」服の整理で出てきた衝撃の逸品を明かす「誰と、どこで、何をって…」 – スポーツ報知
俳優の東幹久(55)が3日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」(火曜・午後8時)に出演した。 この日は「年末の大掃除に使える裏技大公開!掃除がうまい有名人SP」。 思い出の品の仕分けについて、「この間、仕分けをしまして。20代の頃、服が好きでデニムのビンテージや皮やらボックスが8個くらいあって」と話し出した東。 「もう30年以上着てないんで、さすがに見ようと思って。デニムとか思い出もよみがえりながら見ていたらポケットからお札が出てきて。500円札の時代で。ワンボックスから10万円(分)くらい出てきて」と続けると「あと、レザーから『写ルンです』が出て来て。多分、30年以上前のをちゃんと保存できてたら現像できるんで、誰と、どこで、何をって」と1986年に富士フィルムから発売されたレンズ付き使い捨てフィルムカメラの商品名をあげて話したところでMCの明石家さんまに「みんなで一緒に見ようぜ! (一緒に写っているのは)その時の恋人やな、恐らく」と言われ、苦笑していた。
Read moreBTS・V悲痛 思い出写真添えて愛犬との永遠の別れを報告 「ダメだ涙で全然画面が見えない」ファンも涙 – スポーツ報知
活動休止中の韓国の世界的人気7人組グループBTSのメンバーで入隊中のVが3日までに自身のインスタグラムを更新。愛犬・ヨンタンとの永遠の別れを報告した。 Vは「キム・ヨンタン」と自身の本名の名字をつけて愛犬との思い出の写真を多数アップ。そしてストーリーズに「ヨンタンが旅に出ました。お伝えするか悩みましたが、これまでたくさんの愛をおくってくれたファンのみなさんにもお伝えすることが正しいと思い、お知らせしました。アーミーのみなさんがヨンタンが星になっても幸せでいられるように、思い出していただければと思います」と伝えた。さらに「周囲の大切な人たちにもう一度愛してることを伝えられるような温かい年末になりますように。みなさんもまた会える日まで、いつまでもお元気でいてください!大好きです、ありがとうございました」と結んだ。 ネット上には「ヨンタン、テテのことをずっとずっとずっと見守っていてね」「ダメだ涙で全然画面が見えない」「辛い中、アミ達に報告してくれて、ありがとう。ヨンタン、今までたくさん可愛い姿見せてくれて、たくさんの癒しを与えてくれて、ありがとうね」「パパからもたくさん愛情を受けてきっと幸せだったよね」「辛いのにアミに知らせてくれるテヒョン。アミもヨンタンを大好きなの知ってるもんね」など哀悼の声があふれていた。 Vは2023同12月11日に入隊した。
Read moreGUの宣伝に「ラブベリ」酷似画像、SNSで波紋 広報「皆様の作品尊重」も…「模倣の意図」明言避ける
ユニクロの姉妹ブランド「GU」公式Xアカウントが投稿したプロモーション画像が、女児向けアーケードゲーム「オシャレ魔女 ラブandベリー」のデザインと酷似しており、「ラブベリ」側の承諾を得ていない盗用なのではないかとする指摘がSNSで出ている。 実際、このゲームのデザインを模倣したのか。また、ゲーム制作側に許可を取った上での投稿だったのか。GUに経緯を聞いた。 GUが投稿した画像が「ラブベリ」との酷似が指摘されている。GUの公式Xアカウントより(@gu_global/一部加工) 「ラブベリ」開発者も反応、「言ってくれたら」… 波紋を広げたのは、GUが24年11月30日に投稿した画像だ。「デートにいくよ!オシャレができたら組み合わせを番号で教えて」という文言とともに、全30個のファッションアイテムを紹介するプロモーション画像を掲載した。 各アイテムは、縦5行と横6列の全30枚のカードに割り当てられている。それらのカードはピンクやグリーン、イエローなどを背景にしており、カードの左側にはバーコードが入っている。また、左上には「GU」と書かれたハートマークもある。 この投稿に対し、「ラブベリコラボ!?」「ラブベリコラボでもくるのか?」などと期待する声が寄せられていた。こうした声を受けてか、「オシャレ魔女 ラブandベリー」の開発者が11月30日、「言ってくれたら広告宣伝費の予算内で着せ替えオシャレできるように作るぞい」とXのポストで反応。また、GUとコラボしたわけではないとも明かした。 SNS上では、「ラブベリコラボって勘違いした」「ラブベリ世代からしたら嬉しいけど、無許可だとしたら話は別…」「無許可でラブベリ風にしてるの…」「コラボ?!って思ったらただの無許可でした」などと批判する声が上がっている。 GUの広報担当者は12月3日、J-CASTニュースの取材にメールで回答。「公式ステイトメント」として、「この度は、ジーユー公式Xにおいて誤解を招く投稿をしてしまい、申し訳ございません」と謝罪。その上で、「開発者、クリエイターの皆様の作品を尊重」すると説明した一方で、投稿した画像に「ラブベリ」を模倣する意図があったか否かについては回答しなかった。 「ジーユーは開発者、クリエイターの皆様の作品を尊重しており、今回も本投稿を通じてフォロワーの皆様に楽しくスタイリングを考えるきっかけを提供したいという意図で、投稿させていただきました。誤解を招くことのないコミュニケーションに一層留意しつつ、フォロワーの皆様に喜んでいただけるような投稿を通じて、ジーユーの商品や施策を発信していきたいと考えています」
Read more【日本ハム】松本剛「ファームに行った感想を少し言った。数字はもちろん大事。ただ…」交渉の場であえて提言 – スポーツ報知
日本ハム・松本剛外野手(31)が3日、北海道北広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、今季年俸1億1000万円(推定)から現状維持でサイン。13年目を迎えた今季は出場127試合でチームトップの20盗塁、堅守でもチームを救った一方で、打率2割3分6厘、1本塁打、19打点と、22年の首位打者にとっては不本意な成績に終わった。チームは2年連続最下位から2位と躍進し「足を引っ張ってしまって申し訳ない日が続いた中で、チームが勝つことで僕自身も何度も救われた」と振り返った。 球団幹部との交渉時間は、予定より長引いた。「長かったですね。契約(の話)自体は数分で終わりましたけど、いろいろな話をさせていただいて。(今年)ファームに行った感想を、少し言った感じです」 選手会長として球団側に意見したのは、自身がシーズン中に2軍に合流した際に感じた若手の練習量について。「練習量という部分では、僕は正直もっと練習した方がいいと思っているタイプ。今の子たちは、何かちょっとその辺が。(データ等の)数字はもちろん大事です。ただ、年間通して活躍するってなった時に、絶対体力が必要になってくるのは事実なので。考え方かもしれないですけど、143試合で規定打席に乗るような活躍をしたいのか、1、2か月(だけ)ボンっと活躍したいのか。そういうところ(の意識の差)になってくるかなと思います」 練習量にあえて制限を設けるなど、ファームで新たな育成方針がとられていることは理解している。その上で、今後のチームのためにあえて提言した。「なかなか難しいところではあると思います。球団の方も、いろいろ育成方法は考えていらっしゃると思う。そこに対しての意見というか『僕はこう思います』ってことをちょっと言った感じですね」。チームのことを思うからこそ、率直な思いがあふれ出た。
Read more‘Loath to come out hot’: MSNBC guest hears GOP senators are sweating over opposing Trump
Senate Republicans are hoping to block some of Donald Trump’s more extreme or unqualified nominees without angering the president-elect, but his picks for defense secretary and FBI director are causing…
Read moreラップ、高学歴、キャスター…アイドルの新境地を切り開いてきた櫻井翔 紡ぎ出す“言葉”が応援の原動力に
現在『ARASHI FILM CONCERT TOUR 2024-2025』が開催中の嵐。25周年企画として、公式YouTubeでは過去のMVを公開。デビューから現在まで、メンバーの魅力あふれる映像を観たファンからはその時々の“推し”にまつわるエピソードが話題となり、特に櫻井翔に関するコメントがSNSで拡散。その名前がトレンド入りするなど盛り上がりを見せた。櫻井翔は、アイドルという枠組みをいかに広げていったのか? “報道キャスター”としての立ち位置、“完璧なアイドル”ではなく、あえて“不完全さをもさらけ出す”数多のキャラクターをいかに展開してきたか、あらためて考察する。 『ベストアーティスト2024』では、m-floと櫻井翔のコラボが話題となった 写真ページを見る 【写真】その他の写真を見る ■25周年企画・FILM CONCERTで起きた「#櫻井翔を見て」現象 嵐デビュー25周年およびLIVE DVDのBlu-ray化を記念して、11月3日から2025年3月下旬にかけ、嵐ファンクラブ会員限定のライブ上映イベント「ARASHI FILM CONCERT TOUR 2024-2025」が開催。また25周年企画の一環として、イベント同時期に嵐YouTube公式チャンネルにて、Music Video合計71曲が公開されている。 “嵐あるある”といえば、嵐メンバー主演のドラマ主題歌で、主演を務めるメンバーがMVのセンターになるという流れがあるが、それもあいまって、MVやパフォーマンスの感想と同時に、当時のドラマの話題、バラエティでの活躍、メンバー間の関係性までエピソードが波及している。そのなかでも、キーワードがXでトレンド入りするほど突出して拡散されていたのが、櫻井翔にまつわるエピソードだった。 まず目を引いたのは、「国民の初恋」「とにかく顔が良い」というコメント。ファン心理としては、「顔がいいから応援していると安易に思われたくない」ということもあるはずだが、もはや脊髄反射といってもいいのだろうか。「Troublemaker」をはじめ、「Endless Game」「明日の記憶」など、当時のビジュアルについて言及するコメントが、まるでPCやスマホ画面からあふれ落ちるのではないかと思うほど、ズラリ。 さらに引用コメントでは、それぞれが推す、その曲ごと、時代ごとの櫻井翔のリンクが貼られ、「~の櫻井翔くん見て」と、瞬間的なネットミームとして皆がこぞって同じフレーズを多用する。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とは、ビートたけしによる初期の名言、名ギャグだが、「櫻井翔の顔、みんなで褒めたっていいじゃない」的にここぞとばかりにファンたちの“櫻井愛”が噴火しており、その熱さもまさにマグマ級であった。 ■「大卒」「HIPHOP」「選挙番組キャスター」…アイドルの幅をさらに広げた先駆者 映画初主演作『ハチミツとクローバー』 写真ページを見る 2006年から『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のニュースキャスターとして個人活動の幅を広げた櫻井。現在、選挙特番でも活躍。20年前では、アイドルが選挙特番にまで出演すること自体が考えられなかったことだが、そのポジションを切り開いたのはまぎれもなく櫻井だ。学歴や知的さがアイドルに求められていなかったなかで、学歴を兼ね備えるからこそ可能な仕事を提示した。 またSTARTO勢のライブにおいて、初めてコール&レスポンスを導入したのは櫻井ではないかと言われている。当初は櫻井からコールしてもファンからのレスポンスはなかった。だが続けていくうちに徐々にレスポンスが来るようになり、現在のSTARTO 系アイドルによるライブでのコール&レスポンスが定着。 HIP HOPをアイドルシーンに根付かせた点おいても櫻井の功績は大きい。嵐による多くの楽曲にはラップが挿入されているが、当時は「アイドルがラップなんて…」と相当なネガティブな意見も散見された。対して櫻井は批判に臆せず「我が道を行く」スタンス。それはリリックからも垣間見ることができる。例えば「Anti-Anti」(2004年)。「(嵐?いや、興味ないすね。 ジャニーズでHip‐hopって言うのもねぇ) ならアイドルがどれほどか見せてやるよ」からはじまり、“アイドル”というワードで韻を踏んでいく痛快なリリックは、当時の櫻井にしか書けないものだった。 今では、グループに1人はいるイメージの“ラップ担当”や“高学歴キャラ”。それをアイドル業と巧みに両立させながら、エンタメとして、文化としてお茶の間に馴染ませたパイオニアだったと言える。■“素”や“余白”をいかに解禁するか、嵐メンバーとの関係性が要に バラエティの活躍を見ていくと、アイドルとして先輩グループ・SMAPが成し遂げた功績は大きい。その土壌を引き継ぎ、グループとしての連携技やバランス感覚を研ぎ澄ませ、魅せていったのが嵐というイメージ。過去に二宮和也がラジオで5人の役割について言及した際、二宮自身を“ツッコミとアドリブ対応”、櫻井は“進行とフォロー”、大野智と相葉雅紀は“ボケ”、松本潤は“MJ”と説明していたことも。 司会進行、キャスター、俳優、バラエティ、作詞まで。なんでも対応する今の姿からなかなか想像がつかないが、当時櫻井が背負っていた立ち位置は、順当なアイドルのイメージとは相反するものもあったように感じる。冠番組『ひみつの嵐ちゃん!』(TBS系)のコーナー「マネキンファイブ」で認識された“ダブルパーカー”や“迷彩好き”キャラ。『VS嵐』(フジテレビ系)で露になった運動苦手キャラ…。今思えば、高学歴で完璧なアイドルというスタンスから、敢えて距離を置くように“不完全さ”を強調していた。これは櫻井であったからうまく立ち回れたが、それでも“カッコいい”を成立させていたことは、驚異というべき立ち居振る舞いといえる。実際、FILM CONCERTをフックに広がったファンの感想には、当時の櫻井を想うコメントも多い。「嵐の中でイケメン王道キャラといえば松本潤さんでした。その松本さんが“2006年から嵐としての手応えを感じ始めた”と話していたのですが、櫻井さんもその辺りからファンのみならず一般でも頭角を現してきたのではないか」と語るのはテレビ誌などで長く嵐の取材を続けてきたメディア研究家の衣輪晋一氏。「ドラマファンの間では、大きな転機は2002年『木更津キャッツアイ』ではないかと思います。さらに2006年に、『news…
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