日本ハムの山本拓実投手が5日、エスコンで契約更改に臨み、今季年俸2000万円(金額は推定)からアップ提示でサインした。
中日から移籍し、2シーズン目だった山本拓は今季、36試合に登板し6勝0敗、3ホールド、防御率1・82。今季を振り返り「勝ち星は全てビハインドでいって逆転してもらってなので、野手のおかげってところはあるんですけど、チームもAクラスに入って、特に後半に関しては貢献できた」とうなずいた。
CSでは背中を痛めたことで途中離脱した。CS前には、新庄監督からDMで「CS、日本シリーズは抑えあるから準備しといて」とメッセージが届いていたことを明かし、ファンフェスで指揮官が斎藤友と田中正を抑えに指名したことに対抗心を燃やした。
さらに山本拓は「あの宣言は僕の中ですごく悔しかったので、あの2人から奪い取りたいなという気持ちはすごくあります。今までは1軍で投げられたらどこでもいいやと思ってたんですけど、何か負けた気がしてすごく悔しかった。最初はあの2人かもしれないけど、最後に立ってるのは自分だという気持ちが、すごく今はメラメラしてます。登場曲じゃないですけど(笑)」。登場曲に使用している緑黄色社会の「Mela!」にかけて、強い意欲を示していた。